兜町(茅場町駅)を中心として、東京メトロ沿線の雰囲気を写真とともに現地からお届け。経済指数では分からない視覚的情報も発信しています。
経済について思うことや地域の隠れた穴場のお店等も合わせて紹介しています。
最初の一枚目は、東京メトロ浅草駅を降りてすぐ左手を曲がると見えてくる浅草駅の地下街です。
地上に上がると、浅草の商店街が軒を連ね、松屋デパートを背に歩いていくと雷門のある下町浅草の仲町商店街になります。
今日は、仲町商店街の風景を集めてみました。
江戸ガラスをはじめ、浅草のおもちゃ屋さん、着物屋に扇子、人形焼の販売に雷おこし・・・
下町っ子なら、誰でも見たことのある風景が仲町商店街に広がっています。
観光客がカメラを片手に、みやげ物見物をしていれば、生粋の浅草に住む店の主は隣の店の主人に話しかけながら、世間話をしている。
ラジオを片手に音楽をかけながら、うちわで扇いでいる姿はどことなく、懐かしさを感じさせる。
全国では、商店街が廃れ、空き店舗ができ、町づくりという言葉のもとに対策を打とうとしているが、浅草にはその動きというのはあまり感じられない(地下の商店街は午前中ということで少しさびしさがあったが)。
浅草の賑わいを見ていると、やはり「旅行業界」は高齢化に伴い、余暇を楽しむ人が増え、安定した収入を得る動きが多く見られる。
先日、クラブツーリズムの入谷の朝顔市のツアーが組まれていたが、大盛況のうちに終えたことを知人に伺った。
朝顔市に、葛飾柴又、寅さんという王道コースだが、人はきっちりと集まる。
やはり根強い人気という下町ブランドは、今後もいきづいていくのではないだろうか。
「お土産」という市場の中で生き残るのはやはり伝統ではないかと考えている。
その伝統を築くのは下町を愛した人間から生まれたものではないだろうか。
経済の中にある伝統・・・
この文化経済学的な視点で動く産物に注目をしていきたい。
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