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兜町(茅場町駅)を中心として、東京メトロ沿線の雰囲気を写真とともに現地からお届け。経済指数では分からない視覚的情報も発信しています。       経済について思うことや地域の隠れた穴場のお店等も合わせて紹介しています。
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7/25 鎧橋 7/25 鎧橋 7/25 鎧橋


兜町の東京証券取引所のすぐ裏にある鎧橋からです。
近くの大和証券には、3体の女性の像が立っている中、鎧橋の隅っこにぽつんと小さなお地蔵さんがあります。
お地蔵さんといえば、無人君やアコムを思い出しますが、アイフルが強制的に回収をしていたことでこの業界自体のイメージも低下し、この業界そのものもモデルが芸能プロダクションからのCM辞退が起こったりしています。
プロミスなどは、アキバ系アイドルのしょこたんの採用など、打開策をとっているのも現実です。

さて、鎧橋といえば、もう一つ名物があります。
リアカーの園芸店です。
昭和の警察官を思わせるかのような服装のおじいちゃんが植木や花を販売しています。
一見みるとホームレスのようにも見えますが、カメラを構えるとカメラ目線で写ってくれました。(撮った私もすごいと思うが・・・)

昭和の物のなかった頃の闇市・・・
お金があり、品物がある世の中になってからは、リアカーを引いた行商などをみる機会は少なくなっているが、未だに富山の薬売りのように地方にいけば、行商という人と人を直接つなぐ販売方法が今でも行われています。
京都でも、大原女は見ることはなくなっても、白川女のお花売りの女性がリアカーを朝からリアカーを引いて、碁盤の目を荒川橋から歩いている光景を見たことがあります。
体が動けなくなって、高齢化する世の中にとって、変わらぬ場所で商売が行われていること、物を売りに来てくれること。
これが、きっと必要になる世の中にかわる。
どうしようもない商品を値をたたいてでも無理やりに売る営業マンに、そんな気持ちを持ってもらえたら、どんなに世の中が変わるあろうかと私は思う。
物がないことが当たり前だった、戦後・・・
それから60年が経った。
そして、経済は急成長し、大きく躍進した。
今でも存在する行商は、物のなかった戦後のことを思い起こして欲しいと語りかけているのではないかと私は思う。
少なくとも、昭和の警察官のような服装をした、白い目で見られるこの行商には、そんな語りかけてくれる目を私は感じた。

「日本人の心、貴方はもっていますか?」
そう静かに語りかけようと思う。

最後の一枚は、鎧橋を渡ったところにある、銀杏神社の写真です。
江戸の祭りを見守ってきた社に感謝をしつつ、今日の兜町周辺のリポートを終えたい。


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