忍者ブログ
兜町(茅場町駅)を中心として、東京メトロ沿線の雰囲気を写真とともに現地からお届け。経済指数では分からない視覚的情報も発信しています。       経済について思うことや地域の隠れた穴場のお店等も合わせて紹介しています。
[45] [44] [34] [32] [43] [31] [30] [29] [28] [27] [26]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

7/13 茅場町と兜町 7/13茅場町2 7/13 茅場町と兜町3 7/13 茅場町と兜町4 7/13 茅場町と兜町5 7/13 茅場町と兜町6


通勤風景を見ていると、証券会社から外交官が出てきたり、時間によって動きを感じます。
店の前でタバコをふかしながら、今日の一日をどうやって進めていこう。
「今日の一日はどこの誰に会ってこよう、何時のアポイントで確認だ」というような計画性で緻密に動いている雰囲気が伝わります。
前日の大幅な値下げ、証券マンにとって、個人投資家から手数料を刈りとる狩り場。
もちろん、大手の機関投資家を客としてもっている証券会社にとっても、大きなチャンス。
誰がどう動くかが手に取るように分かるわけなので、今日は絶好の仕事日和なのではないでしょうか。
悪いことはいつまでも続かない。
変動相場だから、チャンスは必ずある。
ある意味、割り切れるとしたら、きっとそこなのだろう。

誰かが大きく儲けて、誰かが損をする。
15%の投資家が儲けて、85%の投資家が損をする。
旧財閥時代に戻った感もあるが、その時期のように大きな会社にお金が集まるから経済が安定していたという時期もある。
財閥崩壊の道が、今の日本にとってよかったのかどうかなど、分からない。
岩崎の三菱、住友、安田に、渋沢財閥の第一勧銀、そして三井・・・
5大財閥が崩壊した後で、お金は確かに集中しなくなったが、自由競争を生んだ。
そして、起業した会社100社が10年で90社つぶれる世の中に、今現在なった。
マーケット、人材の確保、商品スケールといった分野で、大手にはかなわない。
そして、人材の確保の面は、本当の意味での少子高齢化でどんどんかわり、子供を作らなかった世代の年金負担、社会保険庁や年金公社のような公共機関の身勝手な振る舞いで若者の働く意欲がどんどん失われてきている。
東京のビジネス街は、通勤ラッシュや満員電車で毛嫌いされ、競争という社会観に適用できない人間を生み出し、ニートが溢れている。
自分の就きたい仕事のポストがなくて、大学院に遠回りする人間も増え、高学歴化も進んでいるが、修士論文の質が落ちていることは、学会でも多く取り上げられる。
取りあえず学生数の維持のために受け入れた留学生の一部が、日本語が理解できずに、修士論文をコピー&ペーストのしまくりで進めている現状もある。

学歴と社会について、考える時期なのかもしれない。

競争することは、悪いことではなくて、自分を認めてもらうためにすることだということを今一度見直してほしい。


私は、ブログ村人気ブログランキングへ登録をしています。
私のブログへの応援をこちらよりお願い致します。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]